絵師界隈が炎上しているそうです。
そうなのか?まあぼくは絵師界隈というものがよくわかりませんが
はたからみててよくわからないのが、割と多くの人がなんで炎上しているのかわからないのに炎上しているらしい。まあな、うん。そんなこった。
何日か前はプリキュア界隈も炎上していたそうだ。
僕はまあうん。一応、プリキュア界隈といえなくもない。どうやろしらんけど
こっちのほうの炎上の原因は明白なのです。例によってざっくりとですのですが、経緯は何となく把握はできる。
着ぐるみの人が問題行動をとったので、公式に対応された。という話である。
着ぐるみの人の目的がなんであれ、著作権を管理する公式には、言う権利があるんですよね。グリーディング活動(営業活動)と称しプリキュアの商標を利用して活動しているし
一方で、女児の親目線でいえば、公式と間違われるような着ぐるみを着たおっさんが怪しげな活動をしているのが怖いというのはよく判る。
だが、ことの流れ自体には正直首をかしげる部分が多い。
例えば、これがコミケであれば実は問題はない。
その場にいあわせた女児が仮装したプリキュアに抱き着いたところで、むしろ保護者がわきまえろという話だ。
あそこのコスプレ会場は、いってしまえばニセモノがいる場所だからだ。
公式の声明にも「公式作品と誤認されるような」という表現がわざわざそえられている。コスプレ会場にはニセモノがいて当たり前なんですよ。どれだけデキがよくてもね
今回の件では、一般の公園で本物であるかのようなふるまいを行ったので、公式が口を挟んだわけです。
また、彼の行為が性的な犯罪、またはそれに類する行為に該当するかといえば
正直ムツカシイ。つきまといのような話もでてるんだが、そっちも犯罪の要件をみたすかどうか。
そもそも、彼の目的が女児との接触であったのかもよくわからない。普段から女装癖があったという話なので、着ぐるみによる営業活動とやらもその延長線だったかもしれないからだ。
とはいえ、繰り返すが、親目線で、彼の行為は怖いというのもよくわかる。
でまあ、これに対し、一番スマートで有効な対抗手段が
公式が注意すること、だったわけですよ。そらそうだ。性犯罪でなくても商標や著作権を理由に彼に「やめろ」ということができる。今後問題行動を続けるなら法的措置だってとれます。女児とその親は公式にとって顧客であり、顧客らへの迷惑行為は看過するべきではない。
というわけで、今回、公式さんは実に迅速で的確で正確な対応をしました。
というわけで、この問題は。おかしな人が問題行動をおこし、公式に注意された。という話でしかなく
公式が注意喚起した時点で、この一件、実は解決しているんですね。
ところが、TwitterだかXだかでは、解決してから炎上するんですよ、これ。
公式が注意した!これはゆゆしきことだ!!とか思うんでしょうか
言わなきゃなんか言わなきゃとでも思うのでしょうか、
問題の解決になんの役にもたたんような人ほど問題を大きく見せたがる。なんだか上から目線でけしからんけしからん。
プリキュアはクソ、プリキュア界隈はクソ。プリキュア見てる大人は性犯罪者まで言いたい放題である。
まあしょうがない、Twitterなんてのはそんな場所だ。
そしてそれを受けて、プリキュア界隈さんが反撃とばかり発言する。
言わなきゃ、なんか言わなきゃ。である。
いやあ、なにごとも問題の解決にミジンコ程も役にたたないような発言はせんほうがいいですよ?
で、その結果「プリキュア界隈」なんて言葉がトレンド入り、
すでに解決した問題が炎上なのです。
まるで実態のないゴースト炎上とでもいうべき現象だなあと思ってたのですが
今回の絵師界隈が炎上はその辺が顕著です。
誰もがなにが原因なのか知らず、ただ炎上しているという
炎上の原因となる複数の極小の問題があってということらしいが、そのいずれもが結局個人の問題にいきつくような。
なんで炎上すんの?それってそんな問題なの?
と思うようなことはこれまでもちょこちょこあります。Twitterの悪癖といえるだろう。炎上はネットの華ともいえるので、まあ多少はしょうがないのかね
とは言え、なぜかここ数か月で増えてる感じがしてる
気のせいか、一時的なものだといいんだけれど
個々の問題はたいていはどうでもいいことですので、ほおっておけばいいのデス。
なにか言うにせよ、そもそもがなにが問題なのかそれなりに調べるのに、それなりに労力を使います。
判らないことは言わない。知らないことは判断しない
調べて知っても、実は間違っていること、なんてのもあるんでね。
立ち位置が違えば、見方も変わる。そういうデリケートな話題の場合、言わないことが正解は多いのです
あと、他人が同じ意見を言っている場合、わざわざ重ねてお気持ち表明なんてしなくていいのです。少なくともそういうことができる層が一定割いないと意見が無駄に一方向にひっぱられてしょうがない。