mimicが不正対策を行った情報
なるほど。twitterIDへの紐づけである。
mimic側がそうすると決めた以上、それに対しては不満はないし、不正対策を行うと言った以上、想定されていた内容である。
ただ、この対応は、実は、twitter上で活動をしていない作家を切り捨てたわけなのである。まあ、この状況下で企業の下した判断なのでしかたないのだが
無責任なのは絵師側の発言で
彼らには、そういう「切り捨てられた部分」が見えていないようで
いや、そもそも、考える範疇にそんなものは存在しないのだろう。故に、切り捨てられた部分への、同情も配慮も存在しない。彼らの中では、絵を描く者は漏れなくtwitter上で作品を公開しているらしい。
僕はと言えば幸いにも、twitter上にもイラストを公開しているので、切り捨て側にはたたなくても良さそうなのだが、twitter上で活動しているとも言い難いので、心情的には「切り捨て側」に近い心証がある。
ともあれ、mimic側が彼らを顧客に選んだのだから、今後は、彼ら側のルールで動いていくのだろう。
結果的に今回は、mimic側が顧客を守る形で、運営方法を再設定したわけだが
AIと著作権なんて話は、実はなにも解決していない。もちろん、法は彼らのルールより大きいルールなのだ。にもかかわらず、ここで彼らのルールに従って、法整備をしろと言っているような状態。
いやいや、これで大丈夫なのだろうか?
魔王様とmimicの中の人対談で中の人が言っていたように、mimic側にはもともと違法性はない。それどころか、mimicと同じシステムを一般向けに開放したところで、違法性はない。
そう言っていたはずなんだが。mimicに守られてしまった彼らは、その事実をちゃんと受け止められたのだろうか。
mimicがやらなくても、他社がやるというのも本当の話だし、
「法整備が追い付いていない」とか言っているけれど、実際はほぼ終わっていて、あとは細かい解釈がどうなるかくらいの話なのだ。
それも、日本だけ独自の解釈をするわけにもいかず、このへんでラインがひかれるだろうな、くらいの線はみえている。とても絵師側の都合のルールで変えられるような話ではないのです。
それでも、今回mimicが、絵師側に立ったってのは、まあ、時間稼ぎってところだろう。もしくは絵師側に時間を与えるため、情状酌量って具合か
せめて、その与えられたわずかな時間で、自分たちに見えない部分に目をむけてもらえるといいのだけれど
どうなんでしょうねえ。