旗本てんつくのブログ

いろいろメモ書き的ななにかです。ブログとかよくわからないので、無作法あったらすいません。

オトナプリキュア第一話感想考察?


オトナプリキュア1話です。なかなか好調な滑り出しのようですが

オトナプリキュアと題して製作者がどういうお話を作ろうが自由ですよ

オトナがプリキュアに変身して敵をボコるような話にしてもぜんぜんおっけーですし、俺はむしろ大歓迎なわけですが

お話というのはルール作りみたいなもので、自分(製作者)が作ったルールを無意味に違反してはいけません。それをやっちゃうとお話がとたんにシラケてしまう。

というわけで、オトナはプリキュアにはなれないんです

 

というわけで、かなり厳しい話となることが予想されてるわけですが

一般的には大人として厳しい現実に直面して、という描写が心配がされているものの。まあそういうのもはあるんでしょうが、

社会が厳しいというのは普通に現実ですし、5勢はみなさん普通に夢をかなえられているようです。よかったよかった。なのでそこまで現実サイドで鬱展開を持ち込む必要もないのかと。

むしろこれがプリキュアである、ということがきびしいんじゃないかと思っています。

なんせ今回の敵も完全にファンタジーです。こうなると変身できない現実を抱えた大人には太刀打ちできません。

なので、オトナが現実サイドで問題を解決すると、ファンタジーである敵にダメージが入る的なルールでもつくるのかなと思っていたのですが、

2話の予告ではさっそく敵との邂逅があるようで、どうやらそうではないらしい。

 

敵と出会ってさあ大変。どうやって敵に対抗しましょうかってことですが

別にお話なんだからオトナが不思議な力を使ってはいけないということではないんです。というか敵がファンタジーでチートですしこっちもチートを使わないと対抗できない。でも、ルールをやぶることはNG

のぞみさんが闇的な空間でナニカと出会って、重大な決意をするようで、なのでサブタイトルがケツイノカタチ

たぶんね、普通に出てくるんですわ、キュアドリーム

え、だってOP、EDでばんばん出てきてるやんプリキュア5。出てこなかったらむしろ詐欺ですよ? そんで出てくる彼女たちはオトナではない。

 

オトナプリキュアといいつつ、コドモのプリキュアに戦わせるんですね。

オトナの中のコドモのココロに戦わせるというか

子供の姿に変身するのか、召喚とかスタンドみたいのかしらんですが

絵面は前者、意図は後者のほうが判りやすいか

そうなると、大人が子供のころ抱いていた夢見る力を振り絞って絶望に立ち向かう、みたいな話やね

 

そんで大人がそんなキセキノチカラをタダで使えるわけもなく、無理はしてんねん。

大人社会で子供っぽい我を張るみたいな。明らかに消耗する。すり減る

のぞみセンセが1話でやってたことがまさにそれですな

オトナはコドモと違って奇跡の代償が必要なのです。

 

EDでみなさん時計的なものを受け取っていたじゃないですか

あれが新しい変身アイテムというわけでもないでしょうし

時計は時間の象徴ですが、時間そのものではなく、時を刻むものですね。

オトナの中のコドモの時間、コドモの気持ち。そういうのをすり減らして戦って

無限ではない時間をすりつぶした時、もう2度とプリキュアにはなれなくなる。

それでも、戦わなければなんともできないし、戦って前へ進んでこれたことを誇れるか

みたいな話になるんちゃうかなと思います。