旗本てんつくのブログ

いろいろメモ書き的ななにかです。ブログとかよくわからないので、無作法あったらすいません。

ひぐらしのなく頃に 卒 考察 嘘とゲーム

出ウソである。
「盤上のコマはそなたが望む動きをしているようだな」

いや、だからさ、なんべんか言ったが、綿は沙都子にとって少なからず失敗回なんだってば。エウアさん開口一番、なに言うてますのん。
綿は魅音が勝手に梨花ちゃまをころころして便槽につめたんで、めっちゃ困りましたやん。ぜんぜん望む動きなんかしていませんよ?
で、案の定、梨花ちゃまは公由が行方不明になったとこまでしか知らないじゃないですか

いやいや、今回のエウアさんのセリフはそうとう酷いんで、ここだけじゃないんですよ。大丈夫かホント

1、盤上のコマはそなたが望む動きをしている
2、もはやゲームから降りることは不可能
(沙都子が梨花より後に死ぬという)条件を満たす限り必ず同じカケラにいける
3、梨花が生きているのに沙都子が死ぬと梨花がいない世界にいく(かもしれない)

と、今回、エウアさんはたった2分の間に、3つも、ここまでで視聴者に与えられた情報と矛盾することを言っている。

矛盾点、2は鬼狩柳桜があるので、実は「不可能」でも「必ず」でもない。
ゲームを降りたければ鬼狩で自殺しちゃえばいいし、梨花が死んだ後に沙都子が死んでも、死因が鬼狩であれば、同じカケラに行けない。少なくとも、この二つの表現は視聴者に与えられた事実と相違する。

3は最悪である。
22話の最後に梨花が死んだ後に沙都子が死ねば、同じカケラにいける能力を得たわけだが、それ以降、23話、24話で数十回、数百回と沙都子は死にまくっている。
それらはおそらく梨花より先に死んでいる。
しかし、ここでは沙都子は3のような危惧を感じていないし、エウアもそのやり方を称賛している。そらまあ、23,24話の死を例外とする理由は適当にでっちあげられるのだが、
その根拠がない以上、現状では、3の発言はこれらの事実とは矛盾することになる。

たった2分の間に、3つも視聴者がこれまで受け取った情報と矛盾することを言っているのだ。
そして、矛盾点以外でも、「ループ」「ゲーム」といった普段の古風ないでたちと口調に似つかわしくない単語をなぜか初めて使っている。今回のカケラ世界のシーンでのエウアの発言が、全面的におかしいのだ。

要するに、今回のエウアと沙都子の会話は全部ウソなんですねコレ。
もうね、祟りは初手から嘘なんで
こらダメだな、今回も真相なんて明かす気はさらさらないと思われる。むしろ他のシーンもどこまで信じていいのか

酷い話である。もうね、エウアのシーンがまるっと嘘なわけですから
騙してる相手はもはやエウアじゃない、というのを想定せざるを得ない。
もっと上位の存在、もしくは視聴者ということになるわけだが、まあ正直わけわかりません。

判らないから、それ以上考えようがない
というわけで、以上をとりあえず本命としておいといてだな。

考えることがなくなってしまうので、しょうがないから別解を考えていこうと思う。
矛盾する上記3つの発言が、「嘘」ではないというとらえ方である。
例えば、2は、現時点でエウアが鬼狩柳桜の存在を知らないと考えれば、嘘ではなく間違い、思い違いの類となる。それはそれで矛盾は解消される。そういうものだ。

問題は3である。
23,4話では単独での死に戻りが可能で、鬼騙しの時点では制限がかかると。
そうなると、あまり気が進まないが、神経衰弱や暗証番号を準備期間とせざるを得ない。
準備期間は準備期間で、矛盾がある上に、面白みがないのだけど、まま、えやろ。
そして何かのきっかけで、制限が増えた。増えたタイミングは、鬼騙しの周回。準備期間を終え、盤上に沙都子がコマを置いたとき、「ゲーム」が始まったとき、ということになる。
ゲームである。エウアはこれをゲームだと認識しているのだ。
これが真なら、とりあえず矛盾は解消される。沙都子が先に死んだとき、どこかほかのカケラに飛ばされるというのもゲームのルールということに。

盤面には沙都子のコマ、だが、対戦相手には言及しない。梨花であろうか、あるいはエウアか。なんせ、手元には「ゲーム説」のカードがあるのだ。とりあえず、このルールにのっとって回してみよう。

対戦相手はエウア。
ゲーム説のルールどおりなら、綿は誤算はあれど、勝ちゲームである。実は「盤上のコマはそなたが望む動きをしているようだな」が成立する。ゲーム説をのっければ、2つの矛盾がなくなる。
エウアが発症者を選び、発症者は梨花を殺す。沙都子は発症者を探し出し、梨花の仇をうたなければならない。梨花のわからせ攻略と並行して、そういうゲームが繰り広げられているという話になる。
サブクエストの「ゲーム」であるが、連続何回達成ボーナスで副賞ががあったりなかったり、沙都子はその副賞の方が狙いとかだったりなかったり、なにかそういうオハナシ。
まあ、なんにせよ、エウアのいうコトが嘘でなければ、今度は「ゲーム」であることがクローズアップされていくという具合。

他にも「望む動きをしている」を肯定できる別解を探しているがいまのところ思いつかない。結局、取り合えず自説肯定でこんなとこかと。

実は、もう一個おもいついているのが
ゲーム盤が本当にゲーム盤だったという話か
うみねこでおなじみのアレである。カケラ世界に沙都子がいて、雛見沢にいる沙都子はコマである。
言及されているのはコマの沙都子が、カケラ世界の沙都子の望む通りに動いていることなので
魅音はコマではないので予想外に勝手に動いてもどうでもいいのだ。
もっとも、この場合でどこまでちゃんと回るのかはしらん。
だいたいが「梨花のいない世界に送る」とかいう話が意味をもたなくなっちゃうんだよなあ

あとはしらん。なんせ各シーンホントかうそかもわからんのだ。
おかしなところはちょこちょこあるんだが
なんとなく、祟りに関してはこの先、末期的なでたらめなオハナシが展開されるような予感が若干あったりなかったり…
知らんけどな


追記 ああそうか、コマが特定の他の人物。例えば詩音なんかを指す解釈があるのか
もっとも、詩音が沙都子の思惑通り動いていたとして、動きがさっぱりわからないので、それ以上は考えられないな

追記2 あ、うんごめ
梨花ちゃまが圭一と詩音が祭具殿に入りと断定しているのもおかしいよな
確信が持てないので圭一を問い詰めに行ったんだから。そしてその時の記憶は残っていないはず。あそこのセリフは「ような気がします」ってつけるべきだw まあどうでもいいんですがw