旗本てんつくのブログ

いろいろメモ書き的ななにかです。ブログとかよくわからないので、無作法あったらすいません。

ひぐらしのなく頃に 業 考察 メモ書き編(仮5)

ひぐらし考察
なんかおもいついたのでメモっとくよ

なんとかいう、そもそもが本編中に嘘がある。というのが前提になるので考察がムツカシイやらめんどくさいやら
というわけでも実はないらしい。
もともと、なにかのとっかかりについて意味があるのかどうか、あるとすればどういう意味になるのか
的なこと仮定の上で考えているわけで、うそがあろうがなかろうが、やることは結局同じわけだ

仮定でいろいろ考えていって、拾える要素、あるいは着地点がおもしろければ、とりあえずメモっておくって作業
結局、それが真相だとか、俺がそう考えているとかは実はどうでもよくって
この場合は、こうなんだろうな、ぐらいの話なんです


というわけで、今回は、郷壊し5
「さよならにーにー」の赤目沙都子のお話です。

あのシーンがどういう意味なのか、考えあぐねている人は多いと思う。イメージシーンなのか、過去に干渉しているのか

ここでは、あれが、他のカケラのなかの出来事と同じ、過去の現実の映像だった場合について考えてみるよ
確かに、この一連のシーンで、あれだけが現実でないと考えるのは少しムツカシイからだ

あ、悟史がベッドから消えるのはめんどくさいのでウソ映像ってことで

さて赤目だということは、繰り返す者だということです。
沙都子もかつて旧作のある時点では繰り返す者であり、ループを繰り返していたという。

うん、とりあえず、エウアが沙都子に「久しぶりであるなあ」といったのは拾えはするかもね
(カケラの記憶は別に梨花視点というわけではなさそうなので、まあぶっちゃけ原作ゲームを非公開エピソードを含めてぜんぶやりました。みたいな感覚で考えています)

過去の沙都子がループしていたとして、その目的は
別にルチーアで梨花に裏切られたわけではないので、梨花である必要はない。
あくまで旧作の語られなかった現実という位置づけで
それで、沙都子といえば、部活メンバーで梨花以外では唯一、どのカケラでも惨劇を乗り越えられないキャラであったはず
なので梨花と同じ惨劇回避でいいんじゃないかと思う
ただし、敵が鷹野とすると梨花の最終目標と同じになり、梨花と共闘の選択がでてくる。梨花が沙都子のループを憶えていないので
次点、4割打者の詩音を敵役に据えてみる。要するに、沙都子は梨花の知らない間に、綿目のカケラをループしていたという話だ。

これ、生き残るだけなら簡単なんですよね
梨花が園崎家に醤油ビンをもっていったあと、魅音にばけた詩音の誘いをことわればいい。それだけで詩音からは逃げられる
おまけにこのカケラでは、梨花が鷹野の想定外で死ぬので終末作戦が行われない。惨劇回避、おめでとうでございます!!

で、問題の地下施設立ち入りなんすが、惨劇は回避されたわけですから、別にやばいことしたわけではなく、普通に入ったんじゃないかと
梨花が死んだ以上、梨花ちゃんハウスでの生活は終わり。沙都子は身の振り方を考えねばならない。
沙都子は入江を頼り、入江は沙都子の境遇を哀れに思い、結果、悟史への面会を許可する。
やったね、沙都子! 生存の目的を果たし、にーにーの行方も判った。いつかにーにーが目覚める日まで頑張って生きていこうね
みたいな

いや、やったねはどうかと思うが、どうだろうか
生存したとはいえ、このルートでは梨花をはじめ、詩音、魅音、公由、おりょう、場合によっては圭一が死んでいるのである
繰り返す者である沙都子はこの結果を受け入れるか選ばなければならない。

沙都子が選んだ選択
「さよならにーにー」である

これは、梨花の死後の話だから、原作ゲームならば後日談にあたる部分。ゲーム内でかたられるべきことは、カケラ内に記録されてると考える
梨花の体験した100年のカケラの中に、そういうカケラがあったとかなかったとかそういう仮説

これから、失った仲間たちを取り戻すため自ら命を絶つという決意のシーン。
セリフやシチュエーション、表情、態度、悲壮な意思。シーン的にはまあ矛盾なく合うのかなと
まあセリフの意味は、たいていの想定とは真逆のイメージになるんですが

かくして梨花のしらない場面で、詩音VS沙都子の壮絶な戦いがくりひろげられていたのだったというオハナシ
でも、結局負けちゃうんですけどね。どういう経緯か知らないが、詩音に鬼狩柳桜で切られて
とかでないと辻褄が合わないからw
ただ、このループの影響を受けて、詩音がきれいなねーねー詩音になったとかならなかったとかいうオチなら救いか


正直ループ内ループは敬遠したかったり
ループ能力を与えたのは誰かとか、めんどくさい部分があるのでどうかと思うが
詩音と沙都子の因縁や絆みたいなのが描けたり、部分的に腑に落ちる点もでてくるので
ピースとしてはおもしろいかなと、いちおうメモで残しておく


0506 追記
この考察は要するに、「さよならにーにー」は、旧作沙都子が実は繰り返す者で、悟史に別れを告げ、死に戻りを決意するシーン、ということだ。この場合、セリフの意味は通る。

ルチーアから死に戻った沙都子でセリフの意味が通るシチュエーションをいろいろ考えてみたが、うまくいかない。セリフが成立するためには、どうしても特殊な設定や都合のいい解釈が必要になってくる。
沙都子の目的が梨花を雛見沢に閉じ込めることだとしても、だからって悟史に別れをいう理由がないからだ。実際に猫騙し4では悟史が元気に意識不明で、東京に搬送される描写がでてくる。
要するに、思い付きにすぎないが、いまのところ思いつく限りでは、一番セリフの意味が通じる話ということ。なんだろう、これは

また、制作は業で沙都子をめちゃくちゃ悪い奴に描いておいて、卒では「ざんねーん。実はいい奴でしたー」ってやりたいんだろうと思っている。
悟史を捨てるとは何事だ!と、非難の的だった「さよならにーにー」がここでは一転していいセリフになっている。そういう意味でも趣旨に合う

よもやよもやである。これは、意外とアリかもしれんなあ
当たったら毟られろ案件である