旗本てんつくのブログ

いろいろメモ書き的ななにかです。ブログとかよくわからないので、無作法あったらすいません。

ひぐらしのなく頃に 卒 考察 ルチーア編 肆

そもそもちょっとおかしいのである。
梨花はルチーアは理想的なところだと言い
沙都子はルチーアでひどい目にあったことが描画され
それでいて、視聴者は沙都子の頭がおかしいと断じ
それなのに、梨花と沙都子では、沙都子のルチーアの言い分を信じてしまうという。
それは、合理的には正しくない。

沙都子の頭がおかしいとし、どちらが真でどちらが偽であるなら、梨花のルチーアが正しいとするべきだ。
あるいはこれらが両立するのか最低限検証するべきであり
もっとも、梨花のいう理想のルチーアは描画されていないため、想像するほかはなく。
それについては、作中に本人の弁で描写されている。
いやまあ、梨花ちゃまのいうことやからあんましアテにはならんのやけどな。

なんやこう、えらいキラキラしとって、あしたもどんなことがおきるのかどきどきできるすてきな場所。まあ、ふわっとしておりますが、一個判りやすいのは「そこには沙都子も一緒なのです」である。
それはわざわざ明確な言葉にして念をおされた理想であり、梨花はルチーアでその夢をかなえたということ。それが梨花の理想のルチーアなんですわ。だから本来なら沙都子がルチーアに受からなかったとかそういうことを考えなくてもいいんでして、いやぼくなんて初めから沙都子もうかると思ってたももももも…いや、合格発表の時は腰ういてたけどねw
まあとにかく、なにやらふわっとしておるが、沙都子と一緒に学生生活をいちゃこら謳歌しとるんやなあ、ということがうかがえる。
以下、以前描いた想像図。


いやまあうん。だいたいこんなもんやで

そして「ひぐらしのなく頃に命」の高校生りかさとのルチーアがこれである。


えー、ほぼほぼあってるやろwwwいろいろ違うけど、誤差やで誤差w


妄想、いや想定されたイメージを埋める情報が、メディアは違えど公式から提供されているのだ。これをイコールでないにしろ、ニアイコールとしない理由が実はない。
というか、命の方でこのタイミングで全く異なるルチーアを描く意味がないのだ。
メディアが違い、あたりまえのように世界は違うし命は命のストーリーがある。それはあるのだけれど
それでも、梨花と沙都子がルチーアに通っているという類似から類推できる、梨花目線のルチーアなのである。え?アナロジーですやん。類似からの類推解釈ですよ? ここで使わないでどこで使うというのでしょうか?

そして、梨花のルチーアと沙都子のルチーアをくらべ、両立できないのであれば、梨花が語るルチーアを真相と考えるべきなのだ。なぜなら、沙都子がおかしいのは周知されていることだから。いや、マジで、これが合理的考えというものです。なのです。

命のエピソードによると、梨花目線のルチーアは確かに楽しそうだ。
お茶会に誘われて毎日楽しそうな梨花は、勉強のできない沙都子とは多少距離があいたのだけれど、それでも、沙都子が遅刻しがちだといえば、朝、寮の部屋まで起こしに来てベッドにもぐりこんでくるし、沙都子はアニメの描写同様、勉強はふるわないのだけれど、梨花は試験のヤマを教えたりかいがいしく沙都子の勉強を見ている。
うん、まあ、この通りなら梨花ちゃまは悪くないよな。

それに応えるように、沙都子は沙都子で、苦手な勉強に勢を出し、苦手意識も克服しつつある。そんであそびの部活は作れないってことなので、隠れ蓑にスイーツ研究会みたいなのを作ろうね。みたいなことをはなしあったり案の定、いちゃこらしておる。
もちろん、沙都子も悪くない。ちゃんと勉強も頑張ってるしな

こういう毎日を送っていた梨花が、突然気が付いたらカケラの世界で目をさました。というのが業2話冒頭なのだ。そらあ、なにが起こったかわからんわなあ。
というか、梨花側の発言と比較して、この仮説は矛盾はないのだ。梨花は楽しいルチーアから、地獄のループに突然おとされているのです。そのルチーアは沙都子と一緒のルチーアなのである。

重要なのは、梨花と沙都子の語るルチーアがまるで違うのだ、ということを認識すること。
違うの。本当に、根本的に違うのよ。
認識し、なぜ、違うか考えるべきで
結局のところ、リサイクルされた例の想像が真相の一端という結論になる。
思い返すといかにも竜騎士がやりそうな話だ。
別解もあってしかるべきだが

エウアは23話で沙都子に新たな能力を付加した後、ルールに従い、先に死んだ梨花のもとに連れて行っただけで、ループのルールについては、他にはなにもしていないんだよなあ
その辺も辻褄は合う、というか会う仮説がすでにあるわけで

振り出しは沙都子も、梨花も別に悪くはないのよ
最初に不幸な事故があったという話なだけで、たぶんな

あ、下書きなのに投稿ボタンおしちゃった。
まあいいや。一応、使うかどうか迷った落書きもはっとこ。
なかよきことは美しきかな。