旗本てんつくのブログ

いろいろメモ書き的ななにかです。ブログとかよくわからないので、無作法あったらすいません。

へんたつTV版完結一周年お蔵出し考察。

ぼちぼち一周年?
よくわからないがいい機会だから、当時の考察の話を
当時、ちょくちょくあちこちで小出しにして言ってたんだけど
つか、あまりよいレスポンスがないので、1年ぐらいほかしておいた話。

どちらかといえば、世間様とはいつのまにか違うことを考えているのはよくあることで
おれはこう思うんだけど、いやそうとしか思えなかったりするんだけど
そういうの、ちょこちょこと小出しで話しても
ぜんぜん見当違いのことを言ってスルーされてるのか
あるいは当たり前すぎることを言って、くだらないのでスルーされているのか、よくわからない。

ひぐらし考察のなんかも、僕は98%側にいたい人なのに、気が付くとたびたびギャップをかんじてしまっている。世間様と同じように世の主流的な考えで考えるのが時々ムツカシイのデス。世の考察系ゆーちゅーばーさんとか見ると、いたってスマートにそういうのをやっておられるので、すごいなあ、あこがれちゃうなーと思います。
すまん、若干愚痴。

まあ、せっかく考えていたことなので、機会があれば(本当はもっとはやいうちに)まとめておこうと思っていたことなので、適当に書きおいておこうと思います。

さて、へんたつ(TV版)です。
irodori作品といえば、11話ショックですが、へんたつの11話を見ていて一番ショックだったのは、11話が最終回だったことです。
なんというか、へんたつというコンセプトで作ったアニメのTVシリーズとしての最終回?お茶とネタだしの雑談アニメとしてのというか。
12話は別なことやるよーという宣言。
ネコさんは心象風景?とか言ってましたけど。要するに12話はへんたつのメインの話じゃないんすよね。だから、じゃあ、12話はなにやるんやろと、わくわくしたものです。

実は、11話ってへんたつTV版の中で、時系列順で一番最後なんですよね(12.5話は除く)
11話の後に12話はこない。12話は11話の前の出来事である。このへんが、当時世間様との認識がギャップってた部分なんだけど、今なら受け入れてもらえるのだろうか?
だって、12話はアルファベットを集めて枠がもらえるよって話だし、11話では枠はすでにもらえたことになっている。
おまけに11話で猫さんは12話について言及しており、12話の出来事をすでに知っている。
あと、11話では、最後にスタジオに帰ることを宣言しています。言ったことはやるんです。理由もなく予定変更はされない。irodoriの他の作品もそうだったでしょ?
だから、予定変更が説明されない限り、彼らはスタジオに帰らなければいけない。
実は1分半という短い時間で、12話が11話の後にこないことを3回も念を押して説明しているんですね。
「へんたつ」は11話でオシマイ、最終回です。これがへんたつの11話ショックです。

さて、そもそもへんたつとはなんでしょうか?
お茶とアニメとかとか、猫と鬼の雑談アニメです。
1話の冒頭でAと戦い、あと6体倒せば枠がもらえる、という宣言がされ、12話でこれは拾い、見えない裏側できっちり7体のアルファベットを倒していたことが示されます。
ですが、同時に1話の雑談で、この裏の動きは「関係ないもの」と定義され、以降12話を除いて表にでてくることはほぼありません。
当たり前です、へんたつは鬼と猫の雑談アニメだからです。
普通のアニメでは、ストーリー動きのある部分が表で、幕間に日常パートがあり進行しますが、へんたつでは日常パートに該当する雑談がメインになり、ストーリー的動きは徹底して排除され幕間に追いやられているのです。
でも、そういうストーリーもねたじゃなく「あるんだよ」というネタばらしが12話です。さて

12話が11話の後に来ないのなら、どの幕間にくるのでしょうか?
繰り上がって10話と11話の間? いえいえ。ここで賢明なる特定班の情報が生きてきます。へんたつはロケーションの全てが特定されており、10話は幕張メッセ、11話は海浜幕張から新木場への船上です。12話は新宿なので、間に入れてしまうと、幕張から新宿にワープして、幕張に戻ってきて中野に帰るという変なムーブになります。というわけで、10話11話の間じゃないですね。

そもそも彼らが新宿にいるのが7話8話9話。時間帯は、7話が昼で8話が夜間、9話が朝となっています。
12話ではアクアに乗って登場しますが、アクアに乗り込んだのが8話。実は、12話の正体は、8話と9話の幕間、いわば8.5話なんですね。8話の後、新宿駅をぐるっと回って、西口に行き、都庁で戦って枠フラグをたて、朝になって9話に繋がるという。それで時間帯がつながります。また、そうでなくてはWEB版の編集話の8話でクレジット後に、アクア乗車の新造シーンを入れた意味がなくなります。

そもそも、最初に中野にいたのに、なぜ彼らは新宿にいるのでしょうか?
実はこれは説明されています。一言でw 12話冒頭のセリフ「よっしゃ、見つけたで!」要するに中野で見つからなかったから、新宿にきたんですわw

それを踏まえて、幕間部分。通常のアニメであればストーリーに相当する部分を読み解きますと。このようになります。

依頼か情報か、なにプレックスのアルファベットを全部そろえると、アニメの枠がもらえるらしいぞと、まずはブロードウェイでAの文字を手に入れます。戦い済んで喫茶店で雑談。
その後も中野を舞台に順調にアルファベット狩りをしながらちょくちょく休んでお茶飲んで。
気が付くと、中野界隈じゃもうアルファベットがみつからなくなってしまいました。
よっしゃ、そんなら新宿まで足伸ばしてみよかと、電車に乗り込んだのが、第6話。
新宿で何体かゲットして(?)気が付くと、残りはXのみ。そろそろ日も沈み、腹もすいてきたので〇の蔵で飯でも食ってと、そこでネズミの神様に遭遇
「まだこんなところで油を売ってる場合なのん?」とあおられ、一念発起しAをアクアに変形させ、最後の戦いへおもむくのデス!
妄想ゲートをくぐり、決戦の地、廃墟の新宿西口へ!
鬼と猫は見事Xを倒し!枠ゲットフラグを手にするのでした!!
というのがだいたい1話から12話(8.5話)までのストーリーです。

実は、1話で打ち立てた目標は、9話までで完了しているんですよね。
じゃあ9話以降はなんなんだって話になっちゃいますけど、8.5話で枠がもらえることになったアニメ監督と作画監督なんだから、次の目標なんてアニメ制作にきまってます。当たり前ですね。で、ここで、またまた特定班の出番です。
9話のシーンは時間帯は早朝。新宿から新宿御苑の側道を西に進むシーンです。
ほどなくカーブがあり突当たりはコメダ珈琲。そこを右に曲がると新宿通りに合流でき、ほどなくアニプレックス本社付近です。
コメダは7時開店、アニプレックスは10時かららしいので、
要するに、アルファベットを全部集めたので、飯食ってアニプレックスに枠もらいに行こうって車走らせているシーンですな。
実はここのシーンはいつもよりテンションが高い気がします。話してる内容もお得意の廃墟ものだし、なにせ枠がもらえることになった直後の雑談なのです。案外、次回作のヒントだったりしたりして。

その後はアニプレックスにいって枠をもらったら、じゃあイベントやるからと言われ、幕張メッセに登場するのが10話。ごめんね、イベント中止になっちゃった。と言われて水上バスで帰るのが11話。
俺たちのアニメ作りは始まったばかりだ!! というわけで、TV版へんたつの裏話は完結します。未完やないかーい!と思うかもしれませんが、それでいいのです。だって完結しちゃったら、翌週から、新作が始まっちゃっていますよ。
まあ、新作発表までこぎつけたわけですから、この裏話が本当に完結するのは、新作が放映される時だと思って、首を長くして待つとしましょうw

さて、ここで不思議なことが起こっています。
上記考察では、9話以降はアニメ作りが目的になっていますので、10話の幕張メッセに登場したのは、あくまで中止になったアニメジャパン2020のイベントのため、としています。
故に、日付は2020年3月22日で確定。なのですが、10話の公開が3月8日、11話が3月15日です。公開より少し未来の話なんですよね。
これは、予言?予定?いや、予告、告知か???
例えば、3月22日のイベントを抜け出して、あの場所に行けば、鬼と猫がいる予定だったとか、帰りに水上バスの甲板には鬼と猫がいるとか?
まあイベント自体が時節柄なくなってしまったので、確認するすべもなくなっちゃったわけですが。

案外、メッセはイベントがなくなっちゃったので無理でも、水上バスの方は
11話を放送しちゃったのでやむなく、イベントないのに監督と錯簡が乗ってて人気のない甲板でふるえてたりしてたらかわいそうやなあとおもいました。
まあうん、あの水上バスはイベントとかなくなっちゃうと出なくなっちゃうらしいのでそれもないんだろうけどね。