旗本てんつくのブログ

いろいろメモ書き的ななにかです。ブログとかよくわからないので、無作法あったらすいません。

オトナなアレのあれこれ(毒毒)

というわけでオトナプリキュア4話です。

なんだかブンビーさんがプリキュア飲み会に参加しているという冗談みたいな絵面がでてきておもしろかったわけだが

うまいと思うのは、あの場にシロップがいなかったことだな。

最初は見たときは、なぜいないかちょっと不思議だった。いや、いた方がいいとは思わない。あの場に彼がいたら、さすがに情報量が多すぎる。だが、いた方が自然な流れではある。彼は今回の功労者なのだ。

で、シロップ不在の不自然さをなくすため、くるみにココへの手紙を依頼させる

さりげなく、うまい導線だなあと思う。

で、4話の最後になにやら険しい顔をしたココが枯れた湖のようなところで、シロップから手紙を受け取っているカットにつながるわけだ。

 

ところで、この場所が泉の郷だという意見があり、実は僕もその方が自然だなとは思っている。
だが、ネットでこの意見を見かけると、これを否定する意見もなぜかいちいち対でみられる。なんでかなあと。明らかに間違ったことやデマでない限り、想像や考察は自由なので別に否定せんでもいいんだけどなあ。
なにか、理由や根拠があって否定しているのか考えるが、よくわからない。それでパルミエの水場だと解釈されているようだ。
 
あの水場がどこなのかってのは、ストーリー構成の一部なので、そんなんは製作者が決めればいい聖域で正直どっちでもいいのだが
 
泉の郷のほうが自然だなと思ういくつかの理由はあるわけだ
例えば、これがスプラッシュスター組登場回であること。SSで水場が枯れるといえば、もう七つの泉なのである。泉の郷の、または世界の存続を揺るがすような大きな事件になる。
対してパルミエの環境の変化を表現したければ、別に水場が枯れるでなくてもいいのよ。地割れとか、木々の立ち枯れとか。むしろ植物が枯れるほうが、ローズガーデンの危機に直結するわけで、緊迫感は増す。
いまのところ、パルミエの水場が枯渇したところで、「あらあら大変ねえ、雨が降るといいですね」ですんでしまう。別にパルミエの環境が現実に影響するという話もなかったと思うし。
それで、パルミエの危機でわざわざ泉の郷と混同されそうな水脈枯渇という表現を選択する理由がとりあえずはない。
 
あと、ココがあそこにいることだな。
2話ではロイヤルガーデンとパルミエ城内が描かれ、シロップとナッツが健在であることが知らされるが、ココの姿がない。本編ではこれをメロン王国との交渉に出かけていると説明される。パルミエ国内にいないわけだ。
そんな彼が満を持して姿を見せるのが
パルミエ国内の水場調査。え?それでいいのん?てかいつ戻ってきたん?
戻ってきてたんなら顔くらい視聴者にみせろよー薄情やなってとこです。
 
ストーリーを作るのは製作者のお仕事です
のでこのシーンが「外遊先から帰ってくる途中、上空からたまたまパルミエの水場が枯れているのを見つけた」でも構わないんですよ。
この場所が泉の郷なら
「メロン王国で泉の郷に関する情報を聞いて、外遊中に立ち寄った泉が枯れているのを発見した」になる。
判明されている情報を手元に置いて、現時点でどっちの流れが自然かとか、どっちがココが国外にいるという話を生かせているか、ということだね。
 
もう一つ、ココがいまだ外遊中の方が都合がいい点があって、
予告を見る限り、ナッツが先行してプリキュアチームと合流しているらしい
ココなにしてんねや、はよこっちこいや薄情やな、ってことになりかねない
なんせあの場ではシロップと一緒なのだ。場所がパルミエの辺境であっても、そのまま彼に飛び乗ってこっちに来ればそんな大きなタイムラグが生じるとは思えない。
この出遅れも場所が国外で「外遊中で」なら、わりと一言で説明ができてしまう
 
さて、このへんがだいたいあれが泉の郷のほうが自然なんじゃないかと思わせる大まかな理由なのであるが
重ねて言うが、ストーリー構成を決めるのは制作さんなのであれがパルミエ国内であっても一向にかまわない。後出しでも理由を提示すれば、不自然なんてのはいくらでもうちけせる
だが、人様の想像をわざわざ否定する人はいったいどういう根拠や理由があってのことなのかよくわからないというわけだ。

 

さて、ここから先はあれが泉の郷だという仮定の上の妄想だが

あれが、泉の郷であれば、ストーリーの根幹に関わるし、見えてくるものもある。なんせ泉の水が枯れるのは世界の危機に直結しかねないのだ。

あー、シロップさん。あのヒトあんな顔して実はチートもちですので

実際のとこは、あの場所が泉の郷だろうと、パルミエ王国であろうと、あの場で飛び乗ってこっちきちゃえば、大きな時間的ラグが生じるわけでもないのですよ。

それでも、ココが出遅れたというのが事実なら

泉の郷でやることがあった、ってことですわ。

 

ところで、ミルキーローズさんが変身の際にタイムフラワーを消費した描写がなかったため、SS組が変身するかしないかというのが話題になっているわけですが

そういうのも制作さんが決めればいいことなので、どっちがいいとも思いません。

世間では、否定的な意見もありまして、SS組は昔の姿にもどったところで変身できるわけではないので、それもまったくもってごもっともなのです。

SS組は咲と舞、そして泉の郷のフラッピとチョッピがいて初めて変身が可能なわけで

シリーズの最終回では妖精が泉の郷に帰ったため、普段は変身できないのです。咲と舞はコドモにもどれば変身できるというわけではない。

じゃあ変身できないかといえば、妖精勢は頻繁に遊びに来てるので変身できたりできなかったり。もっとも普段は変身する理由がないので変身しないんですけどね。

初期のオールスターズでは、咲たちが妖精と再会する描写や、妖精がそばにいる理由をきちんと劇中で拾って描いていたりします。

でも、最近のASではこのへんは省略されがち。ショウガナイネ

なので、SS組が変身するにしても、タイムフラワーで変身!当時の彼女らのスペックを象徴するものとして妖精はアイテム扱いで顕現する。でも一向にかまわないですし

妖精との再会を描いてくれるなら、それはそれで丁寧だと思うし、拾ってくれてありがたいとも思うわけです。

 

もし、製作がSS組を変身させるつもりで

変身するための必要十分条件をきちんと満たすつもりなら、劇中ではココのタイムラグが重要になる。

フィーリア女王に泉の枯渇について報告、相談、交渉。泉の郷側から咲舞へ対応についての依頼、フラッピ、チョッピの派遣。その仲介役をココに依頼。

出遅れたココがSSの妖精勢を引き連れてやってくるなら大金星。遅れてかけつけても薄情とはなりませんわな

 

まあこの辺はいまある材料から組み立てられる、適当なストーリーラインをでっち上げたもので、ぜんぜんこの通りになるとも思ってないのですが

プリキュアが泉を復活させるために奮闘するというのがSSなんだから、SS2期ともいえるようなお話になるんじゃないかとか、フィーリア王女が顔出しするかもという内容になっててわりとSS勢向けのお話

今、5話の予告みかえしたらこっちくるココがなんか不穏な表情だったのでなんだかなあと

所詮、本編の筋書きは公式が選択するもの。とりあえずここまでは十分期待に応える内容なので、今後どう転がすかは楽しみにしています。