旗本てんつくのブログ

いろいろメモ書き的ななにかです。ブログとかよくわからないので、無作法あったらすいません。

地球が平面だと言い張るヤツ。

平面さんたちの得意な言い訳に

「地球が平面だと考えたこともないだろう」とかいうのがある。教科書をアタマから信じて丸暗記するだけでうんぬんかんぬん。

そういう言い回しが登場するたびに、苦笑するしかないわけで

もう、その発言自体がまちがっているわけだ

 

学生のころ「地球を平面だと言い張るにはどうすればいいか」という思考実験がちょっと流行ったので、平面たる地球なんてお茶のこさいさいなのである。

もっとも当時は一週間くらい考えて飽きたわけだが

僕にとって自分は平均的な当たり前の人間なので、世界中の学生は暇にあかしてそういうくだらないことをみんな一度は考えているという認識である。地球が平面だと考えたことがあるなんて当たり前なんですよ。考えない方がどうかしてる

なので、いまさらそんなこと考えるなんて、実は10周くらい遅れているのです。

 

こういう遊びは真面目にやるたちなので

身内で考えている間はみんなそれなりに真剣に、いかにすれば地球が平面である主張が成立するかというのを考えてたわけで

とりあえず、僕が出してみたネタが

「大地は9.8m/秒2で上昇している」である。なつかしい

平面であるなら、引力は否定せざるを得ないので、代わりに重力を作っている力についての案である。笑かしでそれなりにウケたがもちろん没ネタだ。

未だに平面さんでこのネタを持ち出すのがいたのが苦笑するしかない。要するに、彼らは真面目に考えてすらいないのだ。

とりあえず、適当な知り合いどうしでネタを持ちよって、ああでもないこうでもないと

平面で円形の大地に天蓋があり、今の平面さんの意見に近しい内容を考えていたので、平面さんたちのモデルには一切の目新しさを感じない。

大きな違いは太陽の位置だ。

平面さんたちのモデルでは月や太陽は空中をぐるぐる回っているが

ぼくらのつくった世界では、天蓋にレールがあり、太陽はそれにそって移動している。

もちろん、そうしたのは意味があってのことで、今の平面さんには意図が理解できないだろう。太陽を空中でくるくる回すモデルを作っちゃうくらいだ。

だから、ダメなのだ。彼らは真面目にやっていない。

太陽を天蓋にレールに置いたのは、空中に浮いてるのがおかしいとかではない。なんせやってた連中がSF研的な集まりなので、そんなもの反重力とかでなんとでもなるのだ。むしろレールにしたのは巨大ギミックに対する憧れなので大した意味はない。要点はそこじゃないのデスね。

まあ、効率重視なら、天蓋を中空の水槽にして太陽も月も星も水槽の中にいれちゃってたです

そうやって前半はネタだして転がしていたし、

後半はあれですよ、平面さんたちが最近、やっと視界の天球とか半球とかいってやっているアレ。アレとにたようなアイデアでなんとか星の動きの帳尻を合わせられないかとかやっていた。

いや、合わせられないのは初めからわかっているのだが、それでもなんとかごまかせないか的なことをあれこれとやってた記憶。

で、どうやっても説得力のあるネタがだせなかったので、1週間くらいで飽きてやめたというのが顛末ですな。

これも、いまさらやっとあんな視界の変形モデルを出してるあたり、文系の学生が3日で消費できるネタを、数か月、数年。なんならロウボサムの時代からなら100年かけてやっと到達しているわけだから、いかに真面目にやっていないかだ。

彼らは球体の否定のみに無駄な労力を使い、平面たる世界をまるで構築できていない。

学生が暇つぶしに7日で作った世界より、平面さんのモデルははるかにポンコツなのだ。

 

恐ろしいのは、そんなポンコツな世界も信じる人がいるあたり

僕らは平面世界に一定の説得力をもたせることを基準に考えていたわけだが、平面さんたちにはそれすらない。説得力が必要ないから矛盾にも気づかない

ぼくのかんがえたさいきょうのへいめんせかいである。

しかも、平面を可能にするためにでてくるネタは本当に目新しさもなんにもない。出てくるネタ出てくるネタ、我々が遥か昔に通った道なのだ。つまらない

 

タイムスケールを考えよう。我々が平面ネタに飽きるのに約7日。3日目に一通りネタが出尽くして、4日目くらいから視界の変形を考えるようになる。

日本のネット上に平面論がでてきたのが2020年とされ今年で4年目である。あと3年したら、彼らも飽きるのかもしれない

その間に、彼らはどれだけのデマを拡散するのだろう。

人類バカ化計画

人類バカ化計画というものがある。

いや、ないんやけどな。僕がいまでっちあげただけで
いわゆる陰謀論である
実態のない組織が糸を引いているように見せかけた陰謀論を説明するモデルなので、そういう計画があるわけではない。
 
というわけで、とりあえず
人類バカ化計画というのがあり、もれなく進行中なのである。
全人類をバカにしようという計画で
どうしてそんなことをするかと言えば、バカの方が扱いやすいからだ。
なんかこう、ショッカー的なすごく悪い組織がいて、全人類をバカにすることによって、たやすく世界を牛耳るというやつ。
彼らにとっては人類がバカでいてくれたほうが都合がいい。陰謀論としては典型的なロールモデルだ。
 
彼らは世界の真実を隠蔽し、能動的に様々な陰謀論を世界に展開する。
それらをコントロールすることで世界をあやつっているのである。
失脚させたい政敵には陰謀の悪玉というレッテルを貼ればいい。それだけで天秤は傾く。
ヘイトコントロールは各種メディア、インターネット、SNSを使って行われる。
諸君らの信じる陰謀論は、この世の支配者の武器で、DS的なあれの掌の上でコロコロころがされているのだ
 
ここで知恵ある者が必要である。
なにが嘘で、なにが真実なのか、嘘を嘘と見抜けないとネットを使うのは難しい。
真実への扉は狭くその道は極めて細い。故に、彼ら黙示録の獣たちはプロガンダマシーンを駆使し、人類を支配しようとするのである。
 
上記は一部は聖書やどこぞの預言者の引用ですね
オカルト的にも、虚偽の分別の重要性についてはたくさんの警告はなされているのに、なんで彼らはやすやすとくだらないフェイクに引っかかるのだろう
だらしなく、陰謀論を信じたとたんに、実は悪魔の甘言に乗ってしまっているわけだ
 
もう少し、形式的にオカルト的なものいいを続けてみよう
ほらあれだ。日本人はなんかこう、世界の救世主的な与太話があるじゃないですか
日本民族は優秀なので世界を救う的な。
優秀であるなら、努めて知的であれ、知性で奴らの使うフェイクを排除するべきだ。
アメリカではアタリマエ、ブラジルでは常識。世界は目覚めつつある的な言い回しはもちろん全部嘘。
世界が信じているからこそ、日本がそれに追従しれば、すべては彼らの手に落ちる。信じた瞬間に世界は闇の勢力の言いなりなのだ。
陰謀論は彼らの武器。世界がその手に落ちても、日本人だけはこれに抗い、はねのけなければならない。それが救世主たる日本の役割であり、世界を救う手段である。
人類をバカ化しようとする彼らの計画を阻止するのは、我々、日本人の義務なのだ。的な。
 
まあ、そんなところ。適当な尾ひれをつければそれなりの陰謀論になるかしら
 
ぼくはあたりまえの常識人なので
陰謀論はネタとしてはたいへん好きなのですが、それは、真偽を不問にできる遊びの場面で、真偽を問うなら馬鹿げた話。当然、そんなものナイのです。
つか、普通はそうなんですよ常識的に。
 
あと、日本は優秀で神の民でーっていうのもねえ
いや、日本の優秀性なんてどうでもいいのですが
反面、日本という国はちょっと特殊ではあると思う。といっても、当たり前の範疇の話
地域特性、民族的特徴、そういうものは存在すべきで、なくすべきではないと思っているし、そういう違いは面白いと思っている。
ところが、グローバル化とかポリティカルコネクトネスとかの悪い面で、世界的に地域、民族特性みたいなものを喪失したりしなかったりしつつあるようで
それはよくないことなんじゃないかなと思う。
日本は歴史的な背景により、地域性は強く残っているのは特殊性といえば特殊性
 
社会的な特性を言えば、良くも悪くも金太郎。能力的にも平均値に偏りがちで、学力をグラフ化すると、いちおう、先進国ですので、高水準で安定したきれいな標準偏差になる。
アメリカなんかは二極化、学力の高い組と低い組にグループが分かれ、山が二つできる2重の偏差になるとか
いいとかわるいとかではなく、こういうのも民族の特性なので別に悪いことでないと思うよ。
 
もっとも、追従するようにアメリカ型の2極化は進んでいるらしい
陰謀論は結局、アメリカタイプの社会で、偏差的に下層の指示を受けて広がるのである。
社会的イレギュラーというのは生じるもので、信じてしまう人はしょうがない。あとは数字の問題で、いかにそういうものを信じてしまう人を減らすかしかない。
インターネットとSNSの台頭、アメリカでは陰謀論支持者が有意な数にのぼる。またそれが世界に拡散中というのなら
それを止められるのは日本だけかもしんまい。
低知識層に支持される陰謀論だが、標準偏差のモデルは科学的不整合の排斥にはつよいはず。
はず、だよね? どんなもんやろ
 
デマがひろがるのもバカが増えるのもろくなことではないので
日本人は人類バカ化計画に対抗すべきだ、と思う。
 
陰謀論ロールモデルとして、ショッカー的な悪の組織を仮想して解説したが
もちろん、実際のところバカ化計画は悪の秘密結社が主導しているわけじゃな
陰謀論を展開しているのは陰謀論者自身である。
洗脳されたバカの側が、主体的に陰謀論を広めているのだ。
主体の無い組織の活動行為。困ったことに、スタンドアローンコンプレックスである。
 
ショッカーなら目的は世界征服なので簡単なのだ。
実際は、個々の陰謀論者がかたどる意思なので、目的を説明するのはめんどくさい。
言い換えれば、なぜ彼らは陰謀論なんてのを信じて流布するのかである。
 
一つは、目覚めたモノであることの自尊心だ。
要するに、自分はなんかすごいヤツであるとの無意味な自負
それと、目覚めない人や世界をバカにするためである。
くだらないことを主張し、自分は正しい、世の中が間違っている。
自分はバカな世の中とは違い、正しい真実に気づいている特別な存在だと
そういう自尊心を保持したいがために、目覚めた者である自負を捨てられないのである。めんどくさい
 
もう一つが、承認欲求。
これも極めてアホらしいのだが
割とのっけからそうなんじゃないかと思いつつ、そんな馬鹿なと疑っていたのだが、結局そうみるのが正解みたいだ。
偉い!すごい!賢い!博識だ!頭いい!そういう評価を受けたいわけだ。共感、承認、共有。ばかげているんだが
SNS、あるいはyoutubeのライブなどが生み出す極めて小さなコミュニティー
これは、構造的には弱小V-tuberの作るコミュニティーと同じようなものだが、V-tuberの場合は、その存在が嘘であるという共有認識があるのと異なり、陰謀論者場合は逆にデマを真相と信じるのが共有感になる
小さなコミュニティの中では賞賛を得ることは可能で、他の承認欲求と同じように、それが心地よいと感じると、より多くの承認を得ようとする
その結果、コミュニティーを拡大しようとするわけだ。
 
実は、4年前、コロナにより世界がどう変わるかという危惧について
ネットとその周辺の要素について、自分の考えをメモしておこうというのがこのブログの立ち上げだったのだが
その結論のうち、一つが、世界がカルト化するというものだった
小さな社会、コミニティ特有の価値観。ワクチンについての陰謀論めいた発言も含め、まあ、危惧はすれども、そこまで深刻なものとは考えておらず、わりと楽観視していた。
世界はだいたいが自分の推定通りの推移をたどる。
誤算だったのは、コミニティが想定以上に小さいものでも成立するということ、現実と極めて乖離した情報でも個の小さなコミニティ内では通用したということ。
簡単に言えば、世間様が想定以上にバカだったわけだ
 
うん、気づかなかった僕もバカなんですが
彼らか判で押したように言っていること「テレビは洗脳装置で嘘ばかり」
ネットで真実的なアレなんですが
かつて、テレビのワイドショーや週刊誌の記事で情報を得て、井戸端会議に興じていた層が、ネットに来たらどうなるかってこっちゃね。
情報のソースが週刊誌から、個人の妄想垂れ流しの配信情報に切り替わるのだ。
そういった層は、自ら情報を発信することがなくても、各種陰謀論のコミニティのマスを底上げする。
 
少し、判りやすい話に還元すると
2ch界隈じゃ話にならない陰謀論者の発言も、SNSに場を移すことで近所のおばちゃんたちあたりの層に聞いてもらえるようになって調子こいてるといったような
ゾッとする話だ

 

おかげさまで、人類バカ化計画は鋭意進行中なのである。

教科書と嘘と自転周期

例によって書き散らして放置していたなんやかんやな書き物を公開。
くだらない教科書のウソとか、世界の真実とか、真実が隠される理由とかのお話。
ってかくと陰謀論みたいだなあ
 
とある平面なひとの主張で、地球の自転周期が24時間なので、地球が球体なら矛盾するという主張があり、詳しくは説明しないが、その説は考え自体は間違っていなかった。
でも、前提が違っていたんで
で、お約束で教科書に書いてあることなんて嘘ばかり。自分の頭で考えないと真実は決して判らないとかなんとか的なことが書いてあったわけですが
 
なにを嘘というのかは難しいところ
間違いや勘違いによる発言を含め、事実と異なる発言を嘘と言っていいのなら
この場合、嘘をついているのはこの人ですね
小学校の教科書に自転が24時間とは書いていないはずなんですよ
 
天文関係が好きな人は当たり前に知ってると思うのだけれど
そもそも地球の自転周期は24時間ではないのです。
なので、小学校の教科書にも、自転が24時間はかいてないはずなんですね
円周率がおよそ3になってる教科書ではどうなってんのかしらないけれど、かいてないと思う。少なくとも僕の使った教科書には、地球の自転は24時間とは書いていなかったです
じゃあどう書いてあったかというと「一日に1回自転する」って書いてあったのです。
 
学説が変わることはよくあることですが、とりあえず日本の教科書には嘘は書かないことになっています。
で、どの程度嘘をかかないかというと、ほんとのとこをを知る視点でみると、苦笑いして「まあ、間違いではないかな」という程度にはまちがったことはかいてない
でも、同じページには一日は24時間とかいてあり、わりと悪質なひっかけで勘違いするのも無理はない
そのへんはなんというか子供向けですので、理解のしやすい表現で書いてある。
要するに、嘘というより子供だましなのです。
けれど、先生が勘違いしてて、自転は24時間って教えることはあるかもしれない
 
うちの先生はたぶん、天文関係にもちょっと明るい人だったようで、授業中、地球の自転周期についての話がでたので、教科書の表記が「一日」になってることにふれ、自転が24時間というのはちゃんと否定していた。
「一日と自転周期はちょっと違うんだよ」っていったくらいだけど
 
ぼくは、その説明でなるほどと思いついたので、筆算で正しい値を計算できたし、その数値を本で確認することもできた。それは、ウィキペデイアに普通にのってる数字だし、NASAの公式ページにも載っています
種がばれれば簡単なお話、自転周期が24時間でないのは、小学生でもわかることですので
知らない人で気になった人は、なんでそうなるのか、考えて計算してみてください。
別に大したことじゃあない
それは教科書には載っていないことだけれど、自転についてなにが真実かと言われれば、このへんが学校では教わらない真実である。
 
でも別に、地球に自転が24時間だと思っている人は、単に教科書のそういう子供だましに勘違いしているだけで、教科書には別に嘘が書いてあるわけじゃないのです。
教科書の子供向け配慮が悪いかというとそうでもない。
勘違いが悪いという話でもない。
 
だって自転周期なんてのは、普通の生活では必要のないことですし、
勘違いしたままでも人は人生はすごせる。
なんせ、教科書にはのっていないくらいのどうでもいいことなのだ。
 
なので、普段、地球の自転が24時間だと誰かがいっていても、別に訂正はしないのです。あたりまえ。だってメンドクサイのです。
というわけで、知っている人にとってはあたりまえのことでも、めんどくさいので世界の真実はだいたい隠蔽されるのです
現実なんてそんなもんです。

地球がまるいとかのはなし

多くの人にとって、地球が球体であることの証拠は、衛星などからの写真だろうか
確かに、写真はとても分かりやすい資料ではあると思うが
フラットアーサーはその証拠能力を否定してくるのでめんどくさい。
南極の白夜もフラットアースの反証になってるはずだが
「南極の白夜は捏造だ」ってな具合にね
 

でもアタリマエだが地球はNASAが写真を撮るずっと前から球体で

人類がそれを知っていたのもずーっと前からです。
 
なんでそれを知っていたかといえば、宇宙から写真を撮ったからではないですし
天体の運行の仕方を考えてなんやかんやした結果だからです
 
いい歳こいた大人がこんな話を信じるのは自己責任として
判断がいたらない子供が、信じてしまうのはいささかいたたまれないので
天体の運行を基にした判りやすい説明をできないかと考えていたのですがこれが正直めんどくさい。

フラットアースモデル2



というわけで、春分の日モデルです。

春分の日に太陽が赤道上空を北極点を24時間で一周する。12時間で半周。6時間で4分の一周で90度。フラットアースの主張のモデルとして間違っているとは思えないのですが。

球体説にとってもこれ自体はとりわけおかしな図と言うわけではなく、ちょうど、正距方位図法で天頂に太陽が見える位置を示した図になっていますね。

球体ならば、もとの状態を考えて計算する必要がありますが、平面なら直接、方角や距離が測れるはずです。

それで、このとおり観測上の方角と、実際の太陽の位置がずれるのは平たく言えばフラットアースのモデルが間違っているからです。

そもそもこの地図、平面だと6時の太陽を真東に見られる位置がないのですよ。

 

前回は、観測できる事実という趣旨で日本だけに注視してみましたが

春分の日秋分の日)は、ざっくり言うと昼と夜の長さが同じで、太陽が真東から登り、真西に沈みます。これは日本だけではなく、世界中どこでもそうなります。
というわけでオーストラリアのこの辺でも同じことをやると、観測できる方向とフラットアース上の太陽の位置が60度くらいずれます。こういう矛盾はフラットアーサーはどう解消しているのか、調べてみてもさっぱりわかりません。
というか、こういう検証がフラットアースではほぼされていない。
自分のアタマで考えろーとか言ってるのに、なぜこんな基本的なことを考えないのだろう
まあいいか、今回は球体である理由の話だし



 
日本で太陽が見える方向と、オーストラリアで太陽の見える方向は、水平線。子午線に対してともに直角なので平行線です。この交点に太陽があるべきなのですが、平行線は数学的に交わらないです。
でも解はないのはおかしいのですから、宇宙的などんぶり勘定で太陽と各点を結んだ線が観測地で平行といえるような十分な遠方ということになります。
で、このはるかかなたにある太陽が赤道上のこの点の真上になければならない、これは平面だと絶対無理です。
 
ごたごたいってますがシンプルにいこう。要するに
地球の形を考えるのには太陽が日本とオーストラリアでは東に、そこから90度東の赤道上では真上にある。この条件を満たす図形を考えればいい。
そうすると、平面では無理なので
まあ、なんやかんや球形やろなあということになります。

そんだけ。簡単でショ。

でまあ、ここでは3点の太陽の位置に着目した話になっているが
こういった天体の運行が再現できるというのが球体の根拠なわけです。
地球が球体なのは様々な星や太陽の見え方が、球体じゃないとなりたたないから。であり
いわゆるフラットアースについては、再現や説明ができないので、ろくに検証すらされていないってのがホントのところです。

フラットなアレ

フラットアースモデル

フリーの正距方位図法があったので、フラットアースの支持者さんたちの言っていることってこういうことだよね、と現実に観測可能な情報を落とし込んで、かいてる途中で、

あ、これ無意味だわと気づいた。

ぼくの頭だと、彼らの言っていることははなからこういうことだし、こうでないとつじつまが合わない。じゃあ観測とモデルのずれをどう処理するかってことになるはずなんだが

 

そもそも彼らは、自分たちが主張していることと、この図がイコールで結べない。

彼らはもっと小さなパーツというか部分でしか見ていないからだ。

彼らのアタマの中では、観測地から太陽が東に見えたというならそれは東に太陽があるはずで、それでいて太陽はよどみなく24時間で赤道を一周するし12時間で半周する。それだけのことなのだ。

そうならないというのであれば、それは作図が悪い。正しい作図をすれば問題ない。

つじつまはあってるはずだから矛盾も理解できない。うーん。

 

フラットアースの人はなぜかわりと

自分の目で見て体感し、自分のアタマで考えろ

みたいなことを、上から目線でいってくるわけだけど

上の図なんてまさに自分の目で観測できて、考えるべきことのはずなんだが

まあ端から上っ面だけの詭弁で言ってるだけだから関係ないのか

めんどくさい

 

いや、うん。フラットアースはイカン気がする

誰がなにを信じようが知ったこっちゃないのですが

本来は、科学的合理性で否定できることなはずで、でもそれが今ではアメリカで社会的に有意な数が信じているとか聞くし

日本ではまだそういうのもブロックできてるのかなとは思うのだけれど

フラットアースがらみの発言や関連サイト、動画をみると、科学的素養が低下しているというか、それは大げさか。どちらの陣営もちょこちょこ思い違いをしている発言は散見される。

大丈夫なのかなあ、ヨノナカ。

 

今の世の中、特にSNSでは、自分が信じたい情報をかいつまんでいれば自分の世界は構築できるし、見たくないものはみなくていい。それを共有する人で固まっちゃえばなんとなくちいさな社会を構成できる。

でも、それは世界のすべてでも、世界の真実でもなんでもないんだよね

平面のアレの件

SLIMで宇宙関連を覗いていると

フラットな人をときどきみかけてしまう

トンでも論自体は嫌いではないのであってもいいと思っているのだが、昨今はなんというか空気が違うというか

球体派との議論もあるが、なんかこうね、なんだろう。

球体説側の人らも基本的なことを忘れている感が

 

そもそも、地球球体説っていうのは天体の運行を説明するためにピタゴラスイッチさんあたりが「あれ?地球って球じゃね?」とか言いだして出てきたわけじゃないっすか

天球説の根拠ってのは、星の見え方やね

なので、球体を否定しちゃうと、そのへんが説明できなくなっちゃうんですよ

 

平面説の人は、星は半球状の天蓋にあるプラズマだとか言ってるわけですが

それはそれとして、その半球に88の星座がどんなふうに描かれているのかってのは説明しないじゃないですか。ものすごく簡単で基礎的なことなのに。かいちゃうと矛盾があるの判ってるからね。彼らは自分たちの矛盾には徹底的に目をそむけます。

地球儀を展開して平面だと主張しているわけですが

その結果、南極点が外周となり誰が見てもおかしなことになっている

これについては、南緯66度以南はまるっとすべて捏造と主張することで、観測の意味をなくして、矛盾を隠蔽しているわけ(なんだこりゃ)

 

だが、地球が球なら天球も球。

けれど天球儀を開きにして歪めて補正し半球にはりつけたところでうまくいきません。

彼らの理屈では星が描かれた天蓋は北極の天頂に北極星があり、北極を中心に回転しているそうです。

なるほど、北の極点あたりはそれでごまかせそうですが、世界には古来より伝わる有名なナレーションがあり

天空にふたつの極星あり! すなわち北斗と南斗!」(CV:千葉繁

まあ、南極星はないんですが。赤道より南下すると、南の極点が見えてきて、日本ではなじみの薄い南の星座が見えてきます。

南の星座は南の極点周辺にまとまっているので、天球を開いて北極点から遠い位置、半球の地表付近にぐるっと配置するってわけにもいかないんすね。

しかもこれらは北極点周辺同様、南半球の夜にはどこからでも南に見え、天の南極を中心に回転するわけですから。彼らの世界観でどう説明つけるのやら。

でまあ無理なので彼らは天蓋に描かれた半球儀を絶対に出してきません

 

天球儀というのは地球儀よりはるかに古く、2500年前くらいからあったそうで、基本的には実際の天球と反転しています。そらそやな。目の前に見える星空をスケッチして、星を基準に円い台座にペタペタと貼り付けていったらそうなる。

ペタペタやってるうちに東からかいてない星が出てくるからまたかいてペタペタ

半年もすれば最初、西にあった星が東からのぼってくるようになるからそれで一周。

空欄は南半球に行ってペタペタすれば完成やね。

平面派がなにを言おうが、こんな単純でわかりやすい観測によって求められている天球儀なので、とりあえず天球は球なんです。反論するなら反証が必要。

そんでその天球儀を眺めながら、なんで時間と場所で見える星が変わるんやろって考えてなんやかんやした結論が地球が球体だって説ってわけ

実際、球体以外にこれら星の運行を説明することはできないです

平面派のひとらは、そもそも星がどのように配置されているのかという簡単なことすらできてないので、正直、真面目なお話にはならんですね。

端から真面目なお話でないトンでも論は大好きなんですけどね

 

なんだろうかこの空気がなあと考えてちょっと思ったのが

平面論には根拠がないんだなと思った。いろいろ調べてみたが、あるとすれば「体感できないから」ということで。それはそれで別に悪いわけではないと思う。それを根拠に仮説と検証で論じるならそれなりの論になるかもしれない

だが、彼らは持論の検証ではなく、まず球体説を否定しようとする。それによって持論を肯定しようとするんだな。他人を否定すれば自分の説が肯定されると思っているというか、そんなわきゃないんすけど

いまだ天蓋に88の星座が描かれないのはそのためか。そんなことには興味がないんだね、たぶん。

だが、それは球体説のほうも同じで、発言の中には間違っていることや誤解してる発言も散見する。もうちょっとこう、なんとかならんのですかね

 

アポロ計画の真相

なんか、陰謀説っぽいタイトルやね。
大したことはいわない。知ってる人は当たり前に知っている話だし。
そんな小ネタをこっそり。
 
月着陸に触れて、今でも月着陸が難しいのに、50年前の技術でできたのが不思議だという意見を見かけるが、確かにごもっともなのだ
 
今の技術でできないことは、基本的に50年前もできない。コンピュータの性能がファミコンレベルだしあきらかに大きなハン
なので、機械にやらせてもできないので
訓練された人間を連れて行ってやってもらったっていうのがアポロ計画です。実は。
宇宙飛行士は月着陸計画の最後の部品。人間を月に送り込むことに成功したというか、人間を送り込むことで月着陸に成功した。というのが実はアポロ計画の真相です。
50年前の月着陸では、人間が極めて重要な役割を担う宇宙船の一部だったわけです。
 
でも、これは別な見方を変えると当たり前だったりもする。
だって、人間より機械がやればうまくできるなら、自動車や飛行機もとっくに自動化されてるわけじゃないですか。宇宙船だって同じです。どれもそれなりに訓練された人間が操縦する必要がある。
で、時代の経過でいろんな技術が向上し、そろそろ無人でもできんじゃね?ってなってきてるのが現代。地球上でも自動車の自動運転。飛行機タイプのドローンとかちょこちょこ出てきて、
結局のところ、技術は地上と同じ水準で推移しているわけです