旗本てんつくのブログ

いろいろメモ書き的ななにかです。ブログとかよくわからないので、無作法あったらすいません。

ひぐらしのなく頃に 卒 考察 嘘と偽証

世間様がコワイ、何を考えているのか、いよいよもってわからない。

はたして、何を言っているのか判っているのだろうか?

「どうやって注射をしたのかは判らないが、沙都子が注射をしているはずだから、どうやったか教えろ」である。

えっとえっと

H173は殺人兵器なんですよ、打ったらその人死んじゃうんですよね

「どうやったかは知らないが、おまえが殺したんだ」である。リアルでもし、こんなこと言われる機会があったら、どう言い訳していいかわからなくてアタマ抱えますわ

挙句の果てに

「茜や赤坂に絶対に沙都子なんかが注射できるわけがない!そんなチャンスがあるわけないんだ! どうやったか教えろ!」

である。

いや、注射できるわけないのなら、それは注射してないのとちがいますか???

なんでこんな簡単な道理が通らないのだろう???

沙都子は絶対に注射しているという、強い意思が働いているのか??

あれか?なんとかデルタさんとかが取り付いていたりするのか?

言っていることがね、おかしいんですよ。世間様がコワイ

こんな時、どんな顔をしたらいいかわからないの…

 

おかしなことがあると思ったら、まず、自分が間違っているのではないか、考え違いをしているのではないか、ということを疑うべきなんですよね。

そもそも最初から正解なんてだせるわきゃあないんです。

考察なんて単なる地道な作業ですよ? おかしなことにでくわしたら立ち止まって振り返って、自分の考えを訂正していく。なんど間違え続けた日々をほどいて結びなおすようにってね

 

そうやって、自分の考えを顧みたら

なにかが間違っていないか、思い違いをしていないか、誰かがウソをついていないかを見直す。

嘘に関してもね、なんかもうね、ぼくは世間様の考え方がわからないんですよねえ

一番信用してはいけない人物の言葉を真に受けている。

沙都子は黒幕候補です。真っ黒クロスケと断定されまくっている。いやもうね、少なからず黒いんですけどねえ。にも拘わらず、強く黒幕だと断じている人ほど、沙都子の言葉を真に受けているという、不思議ふしぎ

意味がわからない。

沙都子がH173を使用したという最大の根拠は、沙都子が使うと言ったからです

なんで、黒幕のいうコトを信用しているんだか?

やっぱあれですかねえ、騙されているゴッコしているんですかねえ。空気読めない俺だけが、ゴッコの流れに取り残されているというね

 

あと、意外な人物がウソをついているかもしれません。

劇中で魅音の嘘をしれっとばらしたのは、そういう示唆です。重要に見える発言でも、誰かが嘘をついている可能性がある。

さて、嘘をついているのは誰でしょうか?

 

 

簡単な話なんですよね

沙都子が発症させたのでなければ、犯人はエウアなんですよ。判りやすいですね。

沙都子視点でみたら、鬼はレナに発症の兆候が見られたので、C120で安定させようとしたって話なんです。

ところが、安定どころか症状は進行した。この時点でC120は実は効果がないこと、発症にはなにか他の要素があることが想定できます。

だから、沙都子は綿では魅音が発症したらおもしろかろうと煽ってみたんですよね。

そして、H173を使ったようなそぶりをみせる。それだけで、発症しないはずの魅音が発症するわけです。これで、沙都子目線ではだれが発症させているのか確定ですね。雛見沢症候群の正体です。

実は、C120もH173も効果ないんですわ。あれは、打ったところを見たエウアがそれらしく発症させているだけですもん。これはおそらく、前作からそうです。富竹は怒っていいw

エウアはオヤシロ様雛見沢症候群のルールの具現化みたいな存在。だから、エウアが手を下したといっても、前作の自然発症とイコールと言っていい。

前作ではだれが発症するかは判らない、運命のサイコロを振るかのよう。みたいに言われますけどね。実際、サイコロ振ってたんじゃないっすかねあの人。

今回、発症しない人物が発症しているのは、気まぐれでサイコロにかいた名前を書き換えてたってだけの話ですな。

 

どういう仕組みかはしらないが、かつてエウアの目から逃れたカケラが祭囃子

でも、いずれはなにかのきっかけでエウアがカケラを探し当てるかもしれない。

だから、羽入はエウアを探す必要があったんです。

 

まあ、この辺の話は妄想だか仮説だかってことでかいておく。

 

 

さて、9月20日 ニコニコ生放送で神楽し編其の弐までのキャストによる振り返り生放送がおこなわれました。

まあ会員限定パートなので、ここだけの話なんですが

 

各パートのあらまし、台本を読んでる中原さんが変なことをいっていましたねー

「興宮ファイターズとの試合では能力を使って亀田からホームランを打つ沙都子」

なんか、あれ能力らしいっすよ? 何度もなんども繰り返して当たるまでやってたそうっすよ。あと麻雀も能力らしいっすw 

それを受けて中原さん、かないさん、日高さんまで交えてずるいだの頑張り屋だのご歓談されていました。能力を使ってホームラン打ってる前提で。

 

うん、まあね、まあ、「準備期間中」に「能力を使って」球筋を見極め記憶して、それで本番でホームランをとか、ずいぶん遠回りの解釈もできなくもないんですけどね

この話題、台本に書いてあってワザとらしく盛り上げて、情報提示しているんですよ。このタイミングで

ああうん。ここでバラすか。うん、そこからバラすか。ですね。

要するに、沙都子はホームランが打てなかった場合、死に戻って何度でもやり直しているんです。マジで。ガチで。

 

うん。

梨花より先に死んでしまうと追いかけることができない」って話と食い違うんですけどね。

うん。アレね、実は全部嘘なんすわ。びっくりデショ?

 

「沙都子は失敗しても死に戻って、何度でもやり直すことができます」

これに矛盾する、エウアと沙都子のセリフはすべて嘘とミスリードです。判りやすいね

 

僕さあ、こっちの記事でさ

>もしここがミスリードであったなら、比較的まじめに考察している人狙い撃ちのミスリードです。制作様はそんなひどいことは絶対にしません!!

 

てなこと言ってるんですけどね

してるんですよ、狙い撃ち。こんちくしょー! うん、知ってたけど。知ってたけどさあ

するんだよ、この原作者は。こういうことを。す・る・の!

こんなのまじめな考察者の殲滅戦じゃないか、ガチで皆殺しに来ている。いや、アタマオカシイって。

繰返される「梨花より先に死んだら」のキーワードは本編、最大のミスリード。原作者から投げられる冷やかしのイシツブテ。読めてしまえばたいしたことない。

わざとらしく繰り返し言われること自体が、ミスリードの証拠なんですが

ともかくウザイ、めんどくさい。ほんといいかげんにしろと

本編でそれやられると、ミスリードだと言ったところで簡単に論破されちゃうんだってば。いやあ僕もあんときは本気で黒山羊化しようかと思ってたわけですし、

いま思い返してもはらだたしい。やっぱいまからでも黒山羊ちゃんになろうかなあ

 

だいたいがおかしな話なんですよ、初手から黒山羊志願の俺がなんでこの期に及んでまで考察なんぞしているのか。こんなん、とっとと誰か俺が納得できるような考察を提示しててくれてれば、安心して今頃は黒山羊生活を満喫できてたものを。ちくしょう

まあ、世の中いろいろとままならぬものですね

 

でまあ、そうなると、銃をかまえた沙都子にとっての最適解は

自分の頭を打ちぬくこと、です。

死に戻って誕生会やったかけらをやり直してしまえばいい。今度はびっくり箱をよけずに、それでも梨花は思い出してしまう。フラバによる記憶の継承は不可逆ですもの。なかなか厄介な奇跡でしょう

それを肯定するかのように、公開されたカットの一枚は、水着沙都子が梨花を覗きこんでいるカット。誕生会のカケラの出だしのシーンです。

 

まあ、なんにせよなんにせよね

ようやく本編が真相を語る気になってくれているようで、ほっとしています。

さすがにこれで、考察より解答がはやくくる状況になることでしょう。

いやもうさすがに来てほしい。僕はつかれたのです。ああ、黒山羊になりたい。